介護され 介護する人と 関わり合い

           信頼深め 切り開く路



むささきの上の一言

介助者あっての自分だから、
介助者と関係を深めなければ自分の生きる路は切り開けない。
スタッフからの一言

彼女は手も足もまったく自由に動かせません。

なので、私たち「介助者」を使って生活してます。
私たち介助者は彼女の手や足の代わりとなって「彼女の動き」をします。

しかし介助者も人間、代わりは代わりです。彼女は自分ではない人の手を使って生活しているのです。
いくら彼女が言葉で伝えても思うようにいかない事もあります。
本来ならば、他人の手を使って自分の望む生き方、生活を送るのはとても困難な事と思われます。

だからこそ、介助者との関係が重要なのです。
365日24時間他人と一緒に過ごすということは、私たち健常者には想像も絶する気苦労があると思います。
そんな中で介助者の信頼関係を深め自分道を切り開いていく情熱を感じた一句です。



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