人は皆 言葉に頼り 気を解つ
すれ違いの中 迷い漂う

むらさきの上より

人間はみんな言葉に頼りがちである。
そのため、言葉以外の方法ではなかなか伝わらない事があり、不安になってしまう。

一言添えれば安心できるけども、それがないとたちまち不安になる。
言葉は重要だけど頼りすぎてもいけない。

人とのコミュニケーションの難しさに心悩ませながら日々生きている。


スタッフより

ある日、彼女と私たち介助スタッフの間ですれ違いが起きました。
こちらの一言が足りずに、彼女を不安にさせてしまいました。

ほんの走り書きのメモでもよかった。
気持ちを受け止めて行動している事を教えてもらえば、不安にならなかった。
と、彼女は言いました。

一言でも、言葉を添える大切さを表すこの句は、
介助や介護の現場だけではなく、友達、恋人、家族、すべての場面に共通すると思います。

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